パフカルとは

サントリーが開発した新素材です。

植物の育成には、水と空気のバランスがとても重要です。サントリーが新たに開発した「パフカル」は、一般の保水スポンジとは異なり、高さがあっても上部から下部までほぼ均一に水分と空気のバランスを保持し続けられるのが大きな特徴です。また、季節やイベント、お店のリニューアルなどにあわせ簡単に植物の種類を変えられます。

土に代わる新素材「パフカル」

植物の根に“水”と“空気”を理想的なバランスで供給できる。それはこれまでの常識を変える、土を超えた新しい素材。

生きた植物を壁にかけて育てられます。
ペットや子供のいる家庭でも限られた空間の中で、
植物のある暮らしを楽しめます。

パフカルの特徴 – 様々な場所で活躍 –

パフカルはウレタンを主剤に水を均等に分散させるいくつかの素材を混ぜ込んで発泡させたものであり、軽くて水と空気のバランスが下部から上部までほとんど一定で長期間保たれるのが特徴です。

水耕栽培のための人工培土としてはロックウールやメラミン樹脂などがありますが、水と空気のバランスをコントロールした素材は他にありません。

「花のかべ」(京都府京都市下京区京都駅前)

◎4つの特性

 成形されているため、土のようにボロボロと崩れません。

 重量は水を含んだ状態で土の約「半分」です。

長期にわたり、多くの空気を含むので根に必要な酸素が供給され植物が元気に大きく育ちます。

パフカル苗は入れ替え可能。季節ごとのデザイン変更やお手入れも簡単です。

◎パフカルの効果

「パフカル」と「土壌」の水分保有量比較測定

◆計測方法:

室内の乾燥機で受け皿に水を溜め、パフカルと土壌に「水量保有率センサー」を設置して計測を行う。

◆乾燥機:温度:43℃

◆計測時間:約3日間(4,170分:69.5時間)

※左:土壌 右:パフカル

・水分保有率:「表記数値/10%」 例)600→60%
・経過時間 :「表記数値×10分」 例)417→4,170分

計測結果

上記のグラフから土壌よりパフカルの方が、水分保有率に変化が少ない事が確認できました。

・1日経過(145:1,450分):パフカル 58%/土壌 60%
・2日経過(289:2,890分):パフカル 58%/土壌 40%
・3日経過(417:4,170分):パフカル 50%/土壌 22%

● 水分と空気のバランスを均一化 → 花も葉も、元気に大きく育てます

植物の育成が良好になるように通気性を確保し、根圏に酸素を供給し、植物の能力をこれまで以上に引き出せる土を使用しない素材です。

● 土を利用していない → クリーンで軽い

成型されているので、土のようにボロボロと崩れて周囲を汚すこともなく、手も汚れません。
また、水を含んだ状態で土の約半分ととても軽量です。

● 植物の取替えが簡単

季節ごとの植え替えは、パフカル苗の入れ替えだけです。また、パフカルでは雑草が生えにくいので、手入れの手間も省けます。

パフカルを使用した植物の生育速度について

 

パフカル誕生に関して

植物生育には光、水、肥料以外に、実は空気も大変重要です。特に、都市緑化や家庭のプランターなど容器栽培ではなおさらです。そこで、根にたっぷり、長期間空気を与える、土に代わる新基材の開発を開始しました。
素材には、気泡が多く、弾力性に富み、安全かつクリーンなスポンジを選びました。しかし一般のスポンジは水をはじいて生育に最適な水分率にならず、「空気を残しながら吸水できる」スポンジ開発に大変苦労しました。何千という試作を経たある日、土と同等以上の生育のスポンジ苗を目にした時は感無量でした。 

ミドリエ 開発担当